子供の頃からガンプラが好きで、
ガンプラが好きで好きで、
好き過ぎた結果
YouTubeにアップした動画は1200本オーバー・・・。
ただし、僕は凄いプラモデル製作技術を持ったプロモデラーというわけではありません。
他人に誇れるほどのプロ級の製作技術がなく
ただガンプラが好きなだけで
ただガンプラを作っていただけで
ただガンプラを趣味として選んだだけで
人生が楽しくなってしまいました!
これから、ガンプラを作ってみよう!
趣味として、ガンプラを始めてみよう!
というガンプラ未体験&初心者の方へ向けて、ガンプラの簡単な説明とガンプラを趣味として選ぶことのメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
そもそもガンプラとは?
ガンプラとは簡単に説明すると、ロボットアニメであるガンダムシリーズに登場する兵器のプラモデルのことです。
ガンダムの中に登場するロボット兵器は、モビルスーツやモビルアーマーと呼ばれ、新しいモデルが続々と登場しています。
その他の一般兵器(戦闘機・車・戦車・戦艦など)もプラモデル化されていますので、ガンプラとはガンダム関連プラモデル全体の総称ということになります。
あまりガンダムやガンプラに詳しく無い方には、アニメの主役であるガンダムのプラモデルだけがガンプラ!って思っている方も多くいらっしゃいます。
ガンダム以外のザクやグフのモビルスーツやホワイトベースなどの戦艦もガンプラなんですよ〜
ガンプラ5つのカテゴリー
ガンプラは大きさ(スケール)や精密さによってカテゴリーが存在します。
通常、量販店などで買えるガンプラをザックリ大きく分けると、以下の5つのカテゴリーに分かれます。
- HG(ハイグレード)
- MG(マスターグレード)
- RG(リアルグレード)
- PG(パーフェクトグレード)
- RE/100(リボーン・ワンハンドレッド)
※実はこの他にもカテゴリーはあります
1.HG(ハイグレード)のガンプラ
ハイグレードはガンプラの中でも最も種類が多いカテゴリーで、その数は200種類以上!
スケールサイズは1/144なので、組み立てると全高10cm程度のお手軽サイズ。
完成品を机の上に飾ったりすると、そこそこ存在感もあるけど邪魔にならないサイズです。
作り方も簡単で、細かい内部構造などは簡略化されいます。
初心者の入門用からたくさんの種類を作りたい上級者まで、広く愛されているカテゴリーです。
初めてガンプラを作るならHGから!
と言われる方も多いです。
価格は1000円から4000円前後。
2.MG(マスターグレード)のガンプラ
MGガンダム THE ORIGIN(リンク先:Amazon)
MGマスターグレードはスケールサイズが1/100。
組み立てるとHGよりもひと回り大きなサイズで、全高15cm〜20cmになります。
HGよりも組み立てに使うパーツも数が多くなりますが、内部の細かい部分まで再現されています。
関節部分のフレームの動きなどは、メカ好きにはたまりません。
ガンプラ好きの中でもMGファンは多く
ガンプラはMGしか作らない
という方もいます。
ただ、パーツ数や作る工程は多くなるものの、作りやすさはHGと大きな差はありませんので、初めて作る方でも問題なく組み立て可能です。
ただし、HGほど種類が多いわけではなく、HGで人気が出たモデルをMGとして発売されている感じです。
よって、種類もHGより少ないですが、人気のカテゴリーということでタインナップは豊富と言えます。
価格は3000円〜7000円程度。
1万円を超えるモデルもあったりします。
3.RG(リアルグレード)のガンプラ
RGはHGと同じ1/144スケールのモデルで一見するとHGと同じ雰囲気に感じますが、パーツの精密さが違います。
1/144スケールながら限界までパーツを小さくし、細部のディティールや様々なポージングに対応する可動範囲にこだわったモデルです。
リアルグレードと銘打った通り
ガンダムの世界観におけるリアリティを限界まで追求していますので作りごたえ十分!
ただし、発売されている種類が少なく2018年9月時点で29種類。
初期のモデルに関しては、パーツの接続部分にもろさがあります。
動かしてポーズを決めているとパーツがポロッと取れてしまったりするのはご愛嬌。
最近のモデルは、その辺りも改善されてストレス無く組み立て可能です。
価格は2000円〜5000円程度。
4.PG(パーフェクトグレード)のガンプラ
『パーフェクト』という名前の通りパーフェクトなガンプラ、それがPGです。
サイズも1/60ということで、1/100のMGと並べると約2倍のサイズ感。
とにかくデカイ!
パーツ1つ1つがデカイ!
組み立ててもデカイ!
当然、箱もデカイ!
大きな箱に圧倒されている様子がこちら↓
そして細部のデザイン・動きのクオリティはMGを超えたレベル。
その極限までこだわった仕様は、アニメの設定をも超える勢い!
まさにガンプラにおける究極の姿を再現したモデルです。
組み立て中のサイズ感はこんな感じ
足だけでもMGと同じくらい(12cm〜15cm)の大きさになります。
完成時の動画はコチラ↓
最近では、専用のLEDユニットを組み込めるモデルも登場。
LEDの知識がなくても、簡単に電飾ガンプラを楽しむことも可能です。
例えばこんな↓感じ
※通常はビームサーベルは光りませんが、
プチ改造して光るようにしています
PGユニコーンガンダム用LEDユニット(リンク先:Amazon)
PGガンダムエクシアはLEDユニットが別売りではなく通常盤(LEDユニット無し)とライティングモデル(LEDユニット同梱)の2タイプが発売されました。
今度、LEDユニットのみの発売もあるみたいです。
PGガンダムエクシア LIGHTING MODEL(リンク先:Amazon)
このクオリティは一度は体験して欲しいと心から感じています。
そんなわけで価格もちょっとお高めの2万円前後。
LEDユニットも追加すると、さらに1万円ほどアップ・・・という感じ。
5.RE/100(リボーン・ワンハンドレッド)のガンプラ
RE/100 ガンダム試作4号機ガーベラ(リンク先:Amazon)
今回ご紹介している5つのカテゴリーの中でも登場して間もない新カテゴリー。
MGと同じ1/100スケールでありながら、内部構造を省略してパーツ数を少なくした組み立てやすいモデル。
1/144のHGを、そのまま1/100に拡大したモデルと言っていいかもしれません。
特徴としては、一般的には人気は無いけど好きな人には響くマイナーモデルが発売されている感じがします。
価格は3000円〜6000円前後。
この他にも旧キットやハイレゾ、SDシリーズなどのカテゴリーも存在しますが、一般的な5つのカテゴリーをご紹介させていただきました。
ガンプラを趣味にするメリット
メリット1:コスパ最高!
ガンプラは本体キットの価格が1000円前後〜数万円と
価格の幅が広いですが、HGの主力モデルの価格は1000円〜3000円程度とリーズナブルに楽しむことが出来ます。
製作に必要な道具も、組み立てるだけならパーツを切り出すニッパーだけでOK!
接着剤も必要ありません。
組み立てる期間も1日〜数ヶ月と自分でペースを調整しながら楽しめます。
外食1回程度の費用で長く楽しむことが出来るコスパが良い趣味です。
メリット2:一人で自由に出来る!
基本的にはガンプラは一人で製作するので、自分の都合のみで作業ができます。
遊戯施設で遊ぶ趣味や団体で行うスポーツと違って、お店の定休日や他人のスケジュールに合わせる必要もありません。
組み立て方の説明書はありますが、どの順番で作業するかは自分次第。
部屋にガンプラとニッパーさえあれば、全て自分の思う通りに作業を進めることが出来ます。
メリット3:完成後の達成感!
ガンプラの楽しみの大部分は製作する作業中の時間です。
その後の完成した時の達成感は、製作作業にかけた時間や思いの分だけ大きくなります。
最初から完成したフィギュアを買うのとは違う、自分で作ったという満足感がよりガンプラへの愛着となって返って来ます。
自分で作った完成品は世界にたった一つのモノ!
その世界にたった一つのガンプラを、自分のコレクションとして所有できるのは本当に幸せなことです。
ガンプラを趣味にするデメリット
デメリット1:部屋が散らかる・・・
ガンプラのパーツを切り離す時、不必要な部分を切り外したカスが出てしまいます。
さらに、
パーツにヤスリがけを行なった場合は、削った粉が周囲に散乱してしまうことも・・・。
対策としては作業スペースをしっかりと確保して、大きめのトレーの上で作業するのをお勧めします。
その場合、散らかるのを最小限に出来るので、作業が終わった時の片付けも凄く楽になります。
デメリット2:刺激臭がツライ・・・
ガンプラを組み立てるだけなら臭いに悩むことはありません。
ただし、塗料を使って塗装する際にシンナー等を使った場合は、臭いに悩まされることになります。
苦手な人にとっては、シンナーの臭いで頭が痛くなったり
気分が悪くなったりするので注意してください。
自分だけなら我慢できるレベルでも、同居する家族には間違いなく迷惑をかけてしまうので、その辺りの配慮は必要です。
塗料を使う場合は、自分と家族の健康のために換気に気をつけつつ作業を進めてください。
(特に冬場はツライですけど)
ガンプラは一生モノの趣味になる
以上、簡単にではありますが、ガンプラの説明と趣味とする場合のメリットとデメリットのご説明をさせていただきました。
ガンプラは大した準備の必要もなく、簡単に始めることが出来る趣味です。
さらに上級者として製作技術を追求し始めると、数年かかっても極められないほどの深さもあります。
ガンプラ製作技術と発想を競うメーカー主催の世界大会なども毎年開催されていますので、アスリートのように世界を相手に技術向上を目指すという楽しみ方も出来ます。
<ガンプラビルダーズワールドカップ2014日本大会ファイナリスト>
ガンプラ製作は初心者から上級者まで、色々なレベルで楽しむことが出来ますので、自分に合った楽しみ方を見つけることが出来ます。
ガンプラ製作は基本的には一人で楽しむものではありますが、全国各地にガンプラファンのコミュニティやサークルも存在します。
たくさんの方々との交流もあったりと本当に色々な楽しみ方が出来る趣味です。
個人サークル主催の製作会や作品展示会なども、全国様々な場所で随時開催されています。
↑プラスチックモデラーズ展示会の様子
ガンプラだけではなく様々なプラモデルが展示されていました。
こういったイベントは展示作品を製作したご本人もいらっしゃったりするので、作り方や使用した道具についての質問をするチャンスだったりします。
僕はガンプラを趣味として選んだ結果、色々な方と知り合うことが出来ました。
最初は一人で製作作業に没頭する趣味として楽しんでいたんですが、ガンプラを作るだけではなく、ブログを書いたり、YouTubeに動画をアップしていると、僕と同じようにガンプラを楽しんでいる『仲間』と出会うことが出来ました。
そして今、その『仲間たち』との交流を通じて様々な経験をさせてもらい、今まで考えつきもしなかったチャレンジも進めています。
ただ普通の趣味と思っていたガンプラでしたが、今では僕の人生を彩る大切なモノになりました。
もし、何か趣味を検討中ならば、
自分がやりたいことをお探しならば、
ガンプラを手にとってみてはいかがでしょうか?
僕がガンプラで楽しんでいる様子、仲間との交流の様子、ガンプラを通じてチャレンジしている事はYouTubeのG団の動画でご確認いただけます。
ブログだけではなく動画もご視聴いただけると嬉しいです!
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